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人生で最も敬愛すべき…
2007年05月16日(水)00時36分
ロード・オブ・ザ・リングはかつて、映像化不可能と言わしめた超長編空想物語である。

その物語を、勇敢にも監督した彼の名はピーター・ジャクソン。

映画内に使われている遠近法や、撮影技術、気概、妥協のなさ。
どれをとっても超一級品だろうと、私は思っている。
アカデミー賞を11個、総ナメしたのも十分に理解できるもの。

作品についての善し悪しは、個人の感性によってまちまちだろうが。
現に、私の兄は「無駄にだらだらと長い映画」程度にしか認識していない。

タイトルにした、人生で最も敬愛すべき…とは。
その映画内で、アラゴルン役を演じたヴィゴ・モーテンセン。
私は彼を敬愛し、尊敬の念を抱く。
それは、ただ素晴らしいだけの俳優ではないから。

彼について書かれた文章を見ると、"まるで少年のような人だ"とよく見掛ける。
彼は何にでも興味を持ち、自分に素直に何にでも挑戦してゆく。

調べ、調べてゆくうちに彼の考え方や生き様に触れていく。
それが最近の私の日課で。
彼は、俳優であり、作詩家であり、ジャズミュージシャンであり。
画家であり、写真家であり、更には出版会社をも立ち上げたという、実に多趣味な人間だ。
その考え方や生き様に触れるたび、私は私の中身がよりクリアになってゆくのを感じる。

同じとは言い難いが、似たような"アート"の世界に身を置き、自己表現を経て自分を探してゆく行程に起きる物事に対する姿勢が、何故だか私と共通するものを感じるから。

私が映画界を目指す者として、彼が映画界に身を置く者として、心のどこかにある基本的概念が似ているのかもしれない。

だけど、私は彼とは正反対な生き方をしていると思ってしまって仕方がない。

彼と違い、私の基礎は"全てが投げやり"であるからだ。
彼は何にでも興味を持つ。
私はある程度関心を示すだけで発展を望まない。

彼はあらゆる事に積極的だ。
私は全ての事柄に対し、消極的だ。

相反している。
それ故に、私は彼に恋い焦がれ、敬愛しているだろうことも理解できる。

映画はただの娯楽ではない。
監督や俳優たちが、ストーリーの裏に作り上げた真意を汲み取ってこその映画。

近年彼が出演した、オーシャンオブファイアを見た。
ネイティブアメリカンの大量虐殺シーンから始まったそれは、非常にショッキングな内容だった。
この映画は、実際にあったことを映像化しているらしい。
彼が演じたのは、アメリカにいるマスタングという野生種の馬を中心に人の行動を描いてゆく。
純血のマスタングを雑種のまだら馬と侮辱され、4800キロもの道をアラブ種のサラブレッドたちとゴールを競う。

文字数制限があるのでこれ以上の説明は控える。
一見したところ、馬と主人公の彼の友情物語かと思うだろうか。
だがそれは、やや違う。

見終わった時の、胸の中にずっしりと残る透明な"何か"は、私に自問させる。

お前は何を思ったんだと。

彼は人は皆、仮面を被って生きていると言った。
何らかの自分を隠して、生きていると。
あぁそうだ。そうなんだ。と共感を得ては、自分に悲しくなった。
確かに、と納得してしまう度、自分が愚かに見えて仕方ない。

私は彼に手紙を出すべく、ペンをとった。
彼が出演する映画を見ては、何とも言えない気持ちをどうにか言葉にして彼に伝えようと。

彼に届き、読んでもらえるかは別として。
出すまでの過程が、私に必要なものだと感じてしまうから。

私が抱いた気持ちを、日本語のように、曖昧な表情がない英語にするには、些か足りないものがある。
だけど書かずにはいられなかったわけで。

かつて、こんなに私の心をつき動かした人がいただろうか。
いなかった。
だから憧憬を感じ、自分を高めようと努力する。
いつか、直接話したい。
そう思っては、がむしゃらになってく。

すごい進歩だと思った。

やはり映画が好きだ。と言う。
考えることを忘れがちな現代、娯楽に収まらない映画は私に何か大事なものを与える。
自分なりの正解を求めて走ることを教えてくれる。

今までの十数年で培って来た自分を変えたくなる位、私にとっては至上の人なのだ。
芸術家としても、人間としても愛して愛して仕方ない。

お互いがまだ生きている内に、私は彼と出会えて本当に良かったと思う。

私は、私が求める人の隣に"私"が立つのに相応しくあろうとするとき、無二の努力をする。
様々な面で。そして自分を磨き上げていくわけだが…。
相変わらず馬鹿な私だけど、新たに夢が出来ますた。
留学するため更に頑張ることでしょう。

つまり何を言いたいかというと、ヴィゴの映画を是非見よ!ということだw
愛してるよヴィゴ~!!(おい
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*心体不合致論*(旧機械仕掛)

いま、さみしいから、どうしてもきみに会えそうにない。
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