Category

LatestArticle

LatestComment

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

LINK

このブログをリンクに追加する

スポンサーサイト
--年--月--日(--)--時--分
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ハムナプトラ
2007年06月08日(金)00時47分
2が好きです。

床の割れ目にて、リック・オコーネルとイムホテップがどちらも同じ状態で死の危険に触れているシーン。
部屋は崩れ始め、天井からは絶えず岩や砂岩のつららが落下してくる危険な部屋。

今にも死者の手でそっちの世界に引き摺り込まれようとしている時、両者の妻(恋人)の愛が試される。
自らが危険をおかしても助けに行くべきか、行かないべきか。
リックは早く逃げろと叫んだが、妻は最初こそためらっていたけれど、すぐに身を踊らせた。
妻の手で引き上げられて助かったリックを見て、イムホテップは未だためらっている恋人のアナクスナムンを呼んだ。
「アナクスナムーン!」

けれどアナクスナムンは一歩を踏み出す事ができず、叫びながらその場から逃走。
イムホテップは目を見開いて、「アナクスナムン…」呟く。
そして、自ら、力の限り掴んでいた手を離した。

アナクスナムンが叫びながら逃走した時、絶望を見たイムホテップが何故"つい"手を離さなかったか。
人はうちひしがれる時、体の力が抜けるように思う。
脱力し、何もすることができなくなる。
なのに何故イムホテップは?と考えると、理由は「強い男だったから」と「見捨てられた事が信じられない(硬直状態)」が挙げられる。
僕は前者を信じたい。

敵役ではあるけれど、数千年前に自分が仕える王を殺してまでアナクスナムンを奪った程の愛。
イムホテップがメジャイ(神の戦士)に連行され、残されたアナクスナムンが来世での再会を信じ自害する程の愛。

確かに二人の間には愛があったのだろうが、じゃあ何故現世に生まれ変わって生きていたアナクスナムンがイムホテップを助けにいけなかったのか?
それは、愛よりも生への執着が勝ったからなのではと思う。

体はアナクスナムンの生まれかわりで、魂こそ同じであれ、生まれかわったこの世で生きてきた時間もあったはず。
助けに行きたいが行けない。
愛か、命か。
リックの妻が飛び出して行ったのを見て、アナクスナムンは何を思ったろう?

二通りの行動を描くことで、人間味が映されていると思う。
切なげに、アナクスナムン…と呟くイムホテップの心情を思うとやりきれなくなる。
彼が手を離したのは、アナクスナムンの裏切りも理由のひとつだろうが、彼女のいない世界に生きていても意味がないと悟ったからではないだろうかと思う。

アナクスナムンがイムホテップを裏切ったその瞬間、イムホテップの中のアナクスナムンは死んだのだ。
そして、他者の欲にまみれた手によって甦らせられたイムホテップには、この現世での生に対しての執着はなかったのだろう。

エジプシャンは、死んでからも魂はずっと生き続けると信じていたと聞く。
ファラオの墓におさめる副葬品も、それなりに美しさを追及してはいるものの、玉座など実用的な物が多いことも理解できる。
魂になっても変わらず生活していけるようにと、願っていたのか。

色々考えることはあるけれども、私が好きなシーンはそこでした。
一番好きなのはリックを助けてくれるメジャイのアーデス・ベイ。
服装もカッコイイし、刀とマシンガンでのバトルシーンもカッコイイ!
濃すぎないアラブ系って、かなりツボです。
顔にメジャイの証でもある刺青があるのもまたイイ!

ハムナプトラシリーズは、完成度こそ僕を満足させるには足らない作品ですけど(CGとか甘いしな)
時間に囚われず、もっと(省かれているであろう)シーンをぶっこんでいけばより良かったんじゃないかな。
特に、殺されたリックの妻を、死者の書を使って息子が生き返らせるシーンとかね。


スポンサーサイト


コメントの投稿













秘密にする   


*心体不合致論*(旧機械仕掛)

いま、さみしいから、どうしてもきみに会えそうにない。
*心体不合致論*(旧機械仕掛)

いま、さみしいから、どうしてもきみに会えそうにない。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。